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50坪の外壁塗装の費用相場は120~160万円!施工事例と合わせて徹底解説

50坪の家の外壁塗装の費用相場
  • 50坪の家の外壁塗装はどれくらいの費用かかるんだろう?
  • なるべく費用を抑えるためにできることはあるかな?

この記事にたどり着いた方は、50坪の家に住んでいて、そろそれ外壁塗装を…と考えているのではないでしょうか?
外壁塗装は10年おきにするべきもので、家の大きさによって費用相場が変わってきます。

具体的には、50坪の家の場合、外壁塗装の費用は120~160万円が相場となります。
ですが、費用は以下のような要素により変動するものです。

  • 足場工事
  • 外壁高圧洗浄
  • 下地処理(補修)
  • 塗装養生
  • 外壁塗装
  • 付帯工事

足場や外壁塗装の部分が最も平米数によって影響がある部分で、それ以外は平米数による影響はあまりありません。
具体的にどのくらいの費用がかかるのか、どれくらいの費用がかかるのかを外壁塗装専門業者のマスカットホームが解説していきます。

費用相場やなるべく費用を抑えたい方は、この記事を是非参考にしてみてください。
なお、広さに限らない外壁塗装の費用相場は以下で解説しているので、合わせて参考にしていただければと思います。

50坪の家の外壁塗装の費用相場は120~160万円!内訳は?

費用相場は120~160万円

冒頭でも書いた通り、50坪の外壁塗装の費用相場は120~160万円ほどです。
ただし、塗装の工事内容によって上下する部分があります。

具体的な費用の内訳を見ていきましょう。

足場工事

足場は、塗料の費用を除くと、住宅の平米数による金額への影響が一番大きいものです。
特に建物の階数で金額が上下し、2階建てと3階建てでは5万円ほど差が出ます。

具体的な費用相場は以下の通りです。

費用相場25〜35万円

外壁高圧洗浄

高圧洗浄は、既存の苔カビを取り、塗料の密着をよくするものです。
建物の平米数による影響は、比較的多くありません。

費用相場は、以下の通りです。

費用相場2〜3万円

下地処理(補修)

下地処理は、外壁の状態に合わせて適切な補修を行う作業です。
追加費用として1万円~かかりますが、具体的な費用としては以下の通りです。

クラック補修1か所あたり1万円~10万円前後
ケレン研磨1,000~6,000円/㎡
サイディングの浮きを補修1万円~10万円前後

塗装養生

養生は、塗料をつけてはいけない箇所を隠す目的で行うものです。
高圧洗浄と同様、建物の平米数による影響は比較的ありません。

費用相場は、以下の通りです。

費用相場3〜5万円

外壁塗装

塗料の種類によって塗装自体の費用は変動します。
住宅の平米数による金額への影響が一番大きいです。

外壁総面積は塗料の使用量にダイレクトに影響し、人工代(人件費)も塗装面積が多ければ大きいほど高くなります。

また、50坪を超える住宅はハウスメーカーが建築している場合が多く、ハウスメーカー独自の壁材を使用している場合があります。
その際は、壁材に適した塗料やメーカー指定の塗料を使用する必要があったり、下塗りを複数回する必要があったりするため、知見のある塗装業者を選定しなければなりません。

塗料別の費用は以下の通りです。

塗料の種類費用相場
アクリル塗料45万円前後
ウレタン塗料50万円前後
シリコン塗料65万円前後
ラジカル水溶性シリコン塗料65万円前後
フッ素塗料90万円前後
無機塗料90万円前後

基本的な相場としては上記の通りですが、上記の金額では収まらないことがあります。

付帯工事

上記に加え、外壁以外の部分でも塗装などが必要になる部分があります。
付帯工事として次に挙げる作業にも費用がかかります。

鉄部・木部・雨樋は、基本的に劣化していることが多いので、塗装することが多いです。
ベランダや外構は住宅によっては塗装する場合もあります。

雨樋・破風・軒裏塗装

まず、基本的に必要となる雨樋・破風・軒裏の塗装は、10万円前後です。

こちらは、建物の平米数による影響は比較的ありません。

鉄部塗装(さび止め)

さび止めとして鉄部の塗装を行う場合も、10万円前後かかります。

鉄部塗装についても、建物の平米数による影響は比較的ないです。

ベランダ床

ベランダ床の塗装も、建物の平米数による影響が比較的少ないものです。

費用相場は、3~5万円です。

実例で見る50坪の家の外壁塗装の費用

次に、実際にマスカットホームで施工したお宅の事例を元に、50坪の家の外壁塗装費用を見ていきましょう。
いずれも屋根塗装と合わせた費用となっているので、その点も考慮の上で見ていただければと思います。

Y様邸(50坪)

工事内容外壁屋根塗装
塗料種類外壁:エスケー化研/エスケープレミアムシリコン
光触媒塗料:ピュアレックステクノロジー/ピュアコート
屋根:ロックペイント/シャネツロックルーフSi
合計(税込)2,041,550円
 - 外壁塗装:1,030,950円
 - 光触媒塗料(オプション):310,500円
 - 付帯工事:378,500円
 - 屋根塗装:321,600円

実際には上記からWeb割引として10%を差し引き、10%の税を入れた費用での対応となりました。

内訳

名称・摘要数量単価金額
外部足場工事306㎡900円275,400円
外壁高圧洗浄207㎡150円31,050円
下地処理(補修)207㎡200円41,400円
塗装養生207㎡300円62,100円
外壁塗装 シリコン塗料(3工程)207㎡3,000円621,000円
光触媒塗料207㎡1,500円310,500円
屋根高圧洗浄96㎡150円14,400円
下地処理(補修)96㎡200円19,200円
屋根塗装(3工程)96㎡3,000円288,000円
【付帯工事】
雨樋、破風、軒裏塗装1式100,000円100,000円
鉄部塗装(さび止め)1式38,000円38,000円
シーリング打ち替え72m850円61,200円
シーリング打ち増し122m650円79,300円
ベランダ床トップコート1式30,000円30,000円
外構ジョリパット1式35,000円35,000円
足場高台追加費用1式35,000円35,000円
【割引】
お問い合わせ割引1式-204,155円-204,155円
小計1,837,395円
消費税等183,740円
合計2,021,135円

M様邸(50坪)

工事内容外壁屋根塗装
塗料種類外壁:エスケー化研/エスケープレミアムシリコン
光触媒塗料:ピュアレックステクノロジー/ピュアコート
屋根:ロックペイント/シャネツロックルーフSi
合計(税込)2,041,550円
 - 外壁塗装:1,119,750円
 - 光触媒塗料(オプション):328,500円
 - 付帯工事:624,000円
 - 屋根塗装:412,050円

内訳

名称・摘要数量単価金額
外部足場工事356㎡900円275,400円
外壁高圧洗浄219㎡150円31,050円
下地処理(補修)219㎡200円41,400円
塗装養生219㎡300円62,100円
外壁塗装 シリコン塗料(3工程)219㎡3,000円621,000円
光触媒塗料219㎡1,500円310,500円
屋根高圧洗浄123㎡150円14,400円
下地処理(補修)123㎡200円19,200円
屋根塗装(3工程)123㎡3,000円288,000円
【付帯工事】
雨樋、破風、軒裏塗装1式180,000円180,000円
鉄部塗装(さび止め)1式125,000円125,000円
雨戸塗装(大)16枚4,500円72,000円
雨戸塗装(小)12枚3,500円42,000円
外構塗装1式65,000円65,000円
玄関ドア木部塗装2枚70,000円140,000円
小計2,484,300円
消費税等248,430円
合計2,732,730円

N様邸(60坪)

工事内容外壁屋根塗装
塗料種類外壁:エスケー化研/エスケープレミアムシリコン
光触媒塗料:ピュアレックステクノロジー/ピュアコート
屋根:ロックペイント/シャネツロックルーフSi
合計(税込)2,818,700円
 - 外壁塗装:1,495,750円
 - 光触媒塗料(オプション):457,500円
 - 付帯工事:537,150円
 - 屋根塗装:328,300円

実際には上記からモデル割引として10%を差し引き、10%の税を入れた費用での対応となりました。

内訳

名称・摘要数量単価金額
外部足場工事425㎡900円382,500円
外壁高圧洗浄305㎡150円45,750円
下地処理(補修)305㎡200円61,000円
塗装養生305㎡300円91,500円
外壁塗装 シリコン塗料(3工程)305㎡3,000円915,000円
光触媒塗料305㎡1,500円457,500円
屋根高圧洗浄98㎡150円14,700円
下地処理(補修)98㎡200円19,600円
屋根塗装(3工程)98㎡3,000円294,000円
【付帯工事】
雨樋、破風、軒裏塗装1式100,000円100,000円
鉄部塗装(さび止め)1式38,000円38,000円
ベランダ床トップコート39.5㎡3,000円118,500円
シーリング打ち替え196m850円166,600円
シーリング打ち増し137m650円89,050円
外構ポスト周り塗装1式25,000円25,000円
【割引】
モデル割引1式-281,870円-281,870円
小計2,536,830円
消費税等253,683円
合計2,790,513円

50坪の外壁塗装費用を少しでも安くする方法

外壁塗装の費用相場を抑える方法

外壁塗装の費用は、上記で見てきたようにかなり高額となってしまいます。
特に、50坪を超えると屋根塗装と合わせて200万円以上かかってしまうことも少なくありません。

そこで少しでも費用を安くするためにできることをお伝えします。

助成金や補助金を活用する

まず、気になるのが助成金や補助金の活用です。
以前は助成金や補助金を出している市区町村がありましたが、現在はほとんど実施していないが現実です。

マスカットホームが拠点を置く箕面市と豊中市についても、以下ページの通り、補助金・助成金がありません。

【2024年最新】 豊中市の外壁塗装補助金・助成金について
【2024年最新】 箕面市の外壁塗装補助金・助成金について

しかし、台風のような自然災害の影響で屋根壁が破損した場合は、火災保険を適用できるケースがあります。
そのため、ご加入の火災保険の補償内容を見直しておくのはひとつの手です。

複数業者に見積もりを依頼し、費用含めた信頼できる業者を選ぶ

よくいう話で、2~3社ほどから見積もりを取ることは非常に重要です。
複数業者に見積もりを取ることで、以下のような利点があります。

  • いろいろな施工方法があることが知れ、視野が広がる
  • 相場感を知れる
  • 粗悪業者を見極められる

複数社に見積もりを取り、その中でも費用が安く、人間性などが信頼できる業者を選ぶことが、費用を安くすることにつながります。
具体的に、信頼できる業者を見極めるにはどうすればよいかは、以下5つのポイントに着目するとよいでしょう。
※よほど信頼がある会社であればその限りではない(親族やご近所が依頼した会社等)。

豊富な実績と経験がある

実績だけがすべてではありませんが、少ないよりは多い方が基本的にはよいです。

そして、実績が多い会社だと実際に外壁塗装を行った家を見ることも可能です。
会社の中には、施工中の様子が見られる見学会を行っているところもあります。
マスカットホームもそのうちのひとつで、見学会を実施しています。

やはり、その場で職人の様子を見られると安心感があるでしょう。

見積もり内容が明確

つぎに、見積もり内容について、基本的に詳細が書かれている方が信頼できると言えます。

しかし、業者によっては「一式」のような書き方の会社もあり、最悪の場合は3度塗りされないといったケースもあります。
※外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3度塗りを行うのが基本です。

マスカットの見積もりは塗り回数、塗料、すべての項目が記しています。

工事内容などの透明性が高い

見積もりの際に、工事内容についてお客様と認識を合わせることは非常に重要です。

色や塗料などの仕様の説明は大原則行うべきとして、以下のような点もすり合わせる必要があります。

  • 例えば、ここは塗る、ここは塗らないといったこと
  • 色分けをする場合は、塗り分け箇所をしっかりとすり合わせる

これらを怠ると、余計な作業(やり直し等)が増え、工期が伸びたり、トラブルの原因にもつながります。

そのため、工事内容の透明性が高いことは非常に大事です。

相場に合っていて適正価格

相場に合っていて適正価格であることも、信頼できる業者を選ぶ際に大事なポイントです。

そのために、見積もりを取る前に必ずインターネットで相場を確認することをオススメします。
理由はいくつかあり、なかでも大事なポイントは以下の通りです。

  • 安いのには理由がある
  • ハウスメーカーは相場より高い傾向にある
  • 自社施工ではない会社も中間マージンが発生するため高い傾向にある

相見積もりは、適正価格を見極めるためにも必要なわけです。

アフターサービスが充実している

外壁塗装にアフターサービスは重要な要素です。
アフターフォローの充実度合いも費用に影響があります。

というのも、つぎの塗り替えをする際の費用に関係してくるのです。

具体的には、塗膜の補償や定期的に点検に来てくれる業者だと、劣化のスピードが緩やかになります。
その結果、長期的に見ると費用を安く抑えられるわけです。

閑散期に依頼する

時期によって見積もり金額が変わる業者も一定数存在します。
また、閑散期はキャンペーンを行っていることも多いため、お得に工事ができるケースもあります。

そのような時期を狙うのもひとつの手です。
※梅雨~夏の6~8月頃が閑散期です。

まとめ

今回解説した通り、外壁塗装の費用相場は120~160万円、屋根塗装と合わせると200万円以上かかってしまいます。
一見高く見えるかもしれませんが、安心して暮らしていくためには必要不可欠な費用です。

外壁塗装することを躊躇して20年30年経ってしまうと、雨漏りやシロアリ発生などにより住み続けるのが難しくなってしまうことがあります。
基本的に10年おきに行うものとして、外壁塗装費用をしっかりと貯えておくようにしましょう。

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