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外壁塗装に使う塗料は、艶によって見た目や性能に違いが出てきます。
しかし、どのような違いがあるのか知らない方も多いでしょう。
そこで、この記事では、艶ありと艶なしの違いについて詳しく解説していきます。
先に結論として、艶は下記5つの段階に分類されるのが一般的です。
ただし、厳密には明確な基準はなく、塗料の種類によって選べる艶の度合いも変わってきます。
そのため、マスカットホームのような専門知識をしっかり持った業者に相談して決めるのがオススメです。
この記事では、初心者の方にかみ砕いて解説していきますので、是非最後までご覧ください。
なお、塗料の種類や選び方について、以下の記事でも解説をしているので合わせてご覧いただくと理解が深まるかと思います。
まず、外壁塗装における艶ありと艶なしの違いについて見ていきましょう。
外壁塗装の塗料は基本的に艶があり、艶消しの量で艶の出方を調節します。
メーカーから塗料が納品される段階で艶が調整されたものが来ます。
艶は下記5段階に分類されるのが一般的です。
艶消し | 最もツヤが消されたマットの状態。 |
---|---|
3分艶 | あまり選ばれることがない段階。 色によっても光り方が変わるため、5分艶と明確に見分けることは難しい。 |
5分艶 | 一般的によく選ばれる段階。 マットでもなく、特別光沢があるわけでもない。 色によっても光り方が変わるため、3分艶・7分艶と明確に見分けることは難しい。 |
7分艶 | 3分艶と同様、あまり選ばれることがない段階。 色によっても光り方が変わるため、5分艶や艶ありと明確に見分けることは難しい。 |
艶あり | 最も光沢がありピカピカしている状態。 |
上記のように5段階に分類されるのが一般的ですが、塗装業界に艶についての明確な基準はありません。
メーカーや塗料の色によっても艶の出方は変わります。
例えば、同じ艶ありでも非常に光沢がある場合もあれば、光沢が控えめな場合もあるわけです。
傾向としては、濃い色の方が艶がわかりやすい傾向にあります。
また、艶を消した場合も濃い色の方がわかりやすいです(薄い色や白は差が出にくい)。
すべての塗料が5段階(艶)あるわけではありません。
艶の段階はメーカーや塗料の色によって変動する場合もあります。
5段階ある塗料もあれば3段階の塗料もあります。
なお、費用で傾向があるわけではありません。
ただし、弊社としては「艶あり」「艶なし」「5分」の3段階を選べれば充分と考えています。
それでは、艶ありと艶なしで具体的にどのような違いがあるでしょうか?
違いとして一般的に挙げられるのは以下の3つです。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
光の反射による外観の違いは、艶の有無で大きく差が出る部分です。
また、5分艶は一般的によく見る外壁の外観です。
艶あり、艶なし、5分は良し悪しではないので、お好みで選ぶとよいでしょう。
主観的ですが、それぞれの仕上がりには下記のような特徴があります。
人気でいうと5分艶を選ぶ方が多いです。
(艶あり・艶なしは特徴的ともいえるので、5分に落ち着く方が多いのです)
耐久性に明確な違いはありません。
ただ、比較すると艶なしよりは艶ありや5分の方が汚れにくいといわれることがあります。
汚れにくいということは、耐久性が高くなったり、掃除の手間も変わるということにつながります。
次に具体的にどのようなメリットとデメリットがあるか見ていきます。
まずは、艶ありで外壁塗装を行う場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
艶ありは表面がピカピカしている分、艶なしと比べると汚れがつきにくいです。
そのため、耐久性能も充分に発揮することが可能です。
掃除の手間も比較的少ないというメリットはあります。
ただし、明確な差があるわけではありません。
前項の通り、艶ありは表面がピカピカしている分、艶なしと比べると汚れがつきにくいです。
汚れのつきやすさは耐久性にも直結するため、より耐久性能を発揮できるといえます。
艶ありは表面がピカピカに見えることで高級感が出るというメリットがあります。
外壁の色によっても見え方が変わってくるので、色味と光沢の組み合わせがよいとより高級感を演出できます。
マスカットホームではカラーシミュレーターを用いた外壁色のご相談も承っておりますので、是非ご相談ください。
マスカットホームに相談する艶ありは、艶なしと比較するとムラが出るリスクが高いです。
ムラを極力少なくするためには、下塗りの技術力が必要です。
要するに、仕上がりが変わりやすい分、信頼できる業者を選ぶことが大切といえるでしょう。
また、鉄部や雨樋は艶あり塗料を選ぶことを推奨しています。
鉄部や雨樋は元がツルツルした素材なので、艶なしで塗ると一見カッコいいですが、継ぎ目がわかりやすいです。
艶ありと艶なしは、色によっては見た目に大きな違いが出ます。
艶ありの見た目が悪いというわけでは決してありません。
マット調が好みの方でしたら、艶ありだと満足いかない場合もあるでしょう。
外壁の状態や種類によって、ツヤなしが推奨される場合があります。
理由として、一部の外壁材は艶ありで塗ると、膨れ等のリスクが上がってしまう場合があるためです。
そのような場合は艶ありを選ばないのが一般的です。
次に、艶なしで外壁塗装を行う場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
艶なしはおしゃれな雰囲気や落ち着いた雰囲気を演出しやすいです。
ただし、色の選び方にもよります。
という方は艶なしを検討してもよいかもしれません。
主観的な話ですが、艶ありはピカピカしています。
そのため、自然や環境との調和という観点だと、艶なしに軍配が上がります。
あくまで艶ありと比較するとですが、汚れがつきやすいです。
汚れのつきやすさは耐久性にも影響があったり、掃除の手間も増えますので、気になる方は避けた方がよいでしょう。
前述の通り、あくまで艶ありと比較するとですが、汚れがつきやすいです。
汚れのつきやすさは耐久性能と直結します。
塗料の性能を最大限引き出したいという方は、艶なしは向いていないかもしれません。
上記で解説したそれぞれの違いを考慮の上、どちらを選ぶか考慮するべきポイントを見ていきましょう。
まず、家をどのような外観・デザインにしたいかが重要です。
お住まいは毎日帰る場所なので、外観一つでその日の気分に影響することもあるでしょう。
そういった意味では外観のデザインは重要といえるのです。
前述の通り、艶ありはピカピカしています。
そのため、自然や環境との調和という観点だと、艶なしに軍配が上がります。
周辺環境の中で浮いてしまうのを避けたい方は、周辺に合わせて艶あり艶なしを決めるのもよいでしょう。
艶ありは表面がピカピカしている分、艶なしと比べると汚れがつきにくいです。
汚れのつきやすさは耐久性にも直結するため、より耐久性能を発揮できるといえます。
大きな違いはありませんが、より耐久性能を求める場合は艶ありがオススメです。
塗料によっては艶なしの方が1~2万円ほど費用が高いことがあります。
そのため、なるべく安く費用を抑えたい場合は、5分艶や艶ありを選ぶことがオススメです。
湿気が多い地域にお住まいの方は、透湿性を求められる場合もあるでしょう。
その場合、艶なしは透湿性に優れているため、検討材料にしてもよいでしょう。
艶ありや艶なしを選ぶ場合は、色やメーカーによって仕上がりが変わります。
そのため、事前にサンプルを見せてもらうことをオススメします。
見え方は太陽光等の影響を受けるので、実際の仕上がりと100%同じとはいえません。
ですが、現代のサンプルはクオリティが高いため、十分に参考になるでしょう。
外壁の状態や種類によっては、艶ありだと塗膜の膨れ等のリスクが高くなる場合があります。
その場合、一般的には五分艶や艶なしが推奨されます。
誤った判断は塗膜膨れ等のリスクがあるため、信頼できる業者選びが重要です。
信頼できる業者選びの方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
今回は外壁塗装における艶ありと艶なしの違いについて解説をしてきました。
艶は一般的に以下5種類に分類されますが、厳密には明確な基準はありません。
どれを選ぶかは、何を重視するかによって変わってきます。
ただ、何よりプロに相談しながら、サンプルを見て納得いくものを選ぶのがオススメです。
マスカットホームのようにカラーシミュレーターを使った相談に乗ってくれる業者もありますので、相談して決めるとよいでしょう。
大阪府箕面市や豊中市にお住まいの方は、是非マスカットホームへご相談ください。