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外壁塗装の最適時期は?各季節の塗り替えポイントを外壁塗装のプロが徹底解説

  • 外壁塗装を行うのに最適な時期はいつだろう?
  • 季節によって外壁塗装の仕上がりに影響するのかな?

上記のように疑問に思って、この記事にたどり着いた方も多いと思います。

日々の暮らしで最も重要な家。
その家のメンテナンスは非常に重要なもので、特に外壁塗装をすることで美観性を維持できるだけでなく、家の守りにもつながります。

先に結論として、外壁塗装は時期や季節を気にするよりも、前回施工からの間隔が重要です。
基本的に外壁塗装で使う塗料の耐用年数が10〜15年となっているため、外壁塗装も10〜15年周期で行うことをオススメします。

その周期を遵守した上で、各季節には以下の特徴があります。

  • 春・秋:比較的、気候が落ち着いているので、一番オススメな季節
  • 夏:猛暑での作業となると作業効率は落ちるものの、工期が早くなる可能性やキャンペーンを行っていることもある
  • 冬:北海道や東北では工事ができない他、それ以外の地域でも5℃以下だと作業ができないなど工期が長引きやすい(ただし、値段交渉はしやすい)

一番人気な時期も春や秋なので、その時期は人気の業者は対応できないこともあります。

具体的な内容について、外壁塗装専門業者のマスカットホームが詳しく解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。
また、箕面市や豊中市にお住いの方で外壁塗装をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

外壁塗装を行う時期は「季節」よりも「間隔」が大事

外壁塗装を考える際、どの季節がよいかを気にする方が多いです。
しかし、それ以上に適切な塗り替え間隔を守ることの方がはるかに重要です。

具体的に見ていきましょう。

外壁塗装は10年周期で行うのが基本

外壁塗装は基本的に10〜15年周期で行うのが基本です。

その大きな理由は、ほとんどの塗料の耐用年数が10〜15年であるためです。
マスカットホームで扱っている塗料についても、例外ではありません。

ただし、塗料はメーカーの検証での耐用年数を割り出していますが、必ずしも外壁塗装で想定の年数耐久するとは限りません。
立地や日当たり、雨風のような不確定要素により変動する可能性もあります。

ですが、基本的に10年くらい経つと様々な劣化症状が出てきます。

詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。

一番は外壁の状態に合わせてベストタイミングを見極めること

年数の目安よりも、最善は外壁の状態に合わせてベストタイミングを見極めることです。
上記でも触れた通り、自然に起因したものや周辺環境によって劣化の進み具合は変わってきます。

季節により外壁塗装のメリットデメリットはありますが、外壁の状態を基準として考えるのがオススメです。
信頼できる業者に定期的にチェックをしてもらい、ベストな外壁塗装のタイミングを見極めるとよいでしょう。

それでもこだわりたい方へ!外壁塗装のベストシーズンは春と秋

時期より間隔が大事とわかったものの、それでもベストシーズンにこだわりたい方もいるかと思います。
塗装工事の品質が安定しやすいベストシーズンは、一般的に「春」と「秋」です。

なぜそのようにいえるのか、具体的に見ていきましょう。

3~5月、9~11月

最も外壁塗装に適しているのは、春と秋の3〜5月、もしくは9〜11月です。
春と秋で基本的には変わりません。

この時期が適している理由としては、以下のような外壁塗装の障壁となる事象が少ないためです。

  • 気温(寒すぎるとNG)
  • 湿度(湿度が高すぎるのはNG)
  • その他

春と秋は比較的気候が安定しており、塗料の乾燥に適しているため、最も適した時期となるのです。

6~8月

次点は、夏シーズンです。

夏は特別なメリットはありませんが、気温が高いため塗料の乾燥は早いです。
職人も人間なので、猛暑の中での作業は疲れが溜まりやすく塗りづらいというデメリットがあります。

なお、塗料の観点で、メーカー基準で気温が何度以上で塗ってはいけないということはありません。
しかし、実際の現場では屋根は表面温度が50度以上になることもあり、泡が出るといった事象も発生します。
そのため、屋根などの高温になりやすい場所は朝一や夕方に塗ることもあります。

外壁塗装ができない・避けるべき気象条件

ベストシーズンとは逆に、外壁塗装ができない・避けるべき気象条件も存在します。
主に4つの条件があるので、一つひとつ見ていきましょう。

気温が5℃以下

まず気温が5℃以下の場合は、メーカー規定で禁止が推奨されています。

理由は、硬化不良の発生や艶が飛んでしまうなど見た目への影響が出るためです。
しかし、劇的に見た目が変わるわけではないことから、実際に塗っている現場もあります。

プロからオススメしたいのは、メーカー基準を遵守する業者へ依頼することです。

湿度が85%以上

気温と同様に、湿度が85%以上の場合も、メーカー規定で塗装するのは推奨されていません。

寒い場合と同じく、硬化不良の発生や艶が飛ぶことによる見た目への影響が出てしまうためです。

雨や雪が降っている

雨や雪の場合、塗装工程だと作業を中止します。
具体的には以下でも解説をしていますが、塗装の仕上がりや耐久性への影響、安全面を考慮した理由によるものです。

ただし、小雨であれば以下のような作業は実施できます。

  • 足場設置/足場バラシ
  • 養生/養生バラシ
  • 高圧洗浄

高品質な塗装にするためにも、雨や雪の日は塗らないということを覚えておくようにしましょう。

強風が吹いている

最後に、強風が吹いている場合も塗装は避けるべきです。
その理由は、強風が吹いている中で塗装すると飛散のリスクが増えるためです。

また、強風の場合は足場関係も危険なのでストップします。

季節ごとの外壁塗装のメリットとデメリット

続いて、各季節で外壁塗装を行うメリットとデメリットを見ていきましょう。
それぞれの季節でメリットやデメリットがあります。

春(3月~5月)・秋(9月~11月)のメリット・デメリット

上述の通り、春や秋が最も適したシーズンです。
メリットとデメリットは以下の通りです。

メリット・円滑に作業を進められる
・暑すぎず寒すぎず、快適に作業ができる
デメリット大きなデメリットはないものの、人気の業者はスケジュールが埋まってしまうことがある

人気なシーズンなので、この時期に依頼を検討している方は、早めに塗装業者に連絡するようにしましょう。

夏(6月~8月)のメリット・デメリット

夏についてのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット・春秋と比べると職人に余裕があり、工期が早くなる可能性がある ・期間限定のキャンペーンをしている業者もある
デメリット・どこまでいっても人間なので、作業効率が下がる

また、前述の通り、高温の場合や湿度が高い場合は注意点や塗れないことがあります。

工期に影響する可能性もあるので、心得ておくようにしましょう。

冬(12月~2月)のメリット・デメリット

冬は、作業効率が落ちる可能性があり、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット・閑散期のため、キャンペーンの開催や値引き交渉の余地があるなど、安くできる可能性がある
デメリット・工事ができない日があるため、工期が長引きやすい ・前述の通り、メーカー基準で5℃以下だと塗れない
・実際、北海道や東北地方では冬場は塗装工事をしない

作業効率は落ちてしまっても品質に影響があるレベルではないので、安く済ませたい方にとっては狙い目といってもよいでしょう。

外壁塗装の時期について気になる疑問

最後に、外壁塗装の周期について気になる疑問を見ていきましょう。
3つの視点で疑問にお答えしていきます。

結局、外壁塗装に一番オススメな時期は?

既に解説をした通り、外壁塗装に一番オススメな時期は、春か秋です。

外壁塗装の妨げになる「気温」や「湿度」に左右されることが少なく、効率的に進められます。
ただし、一番は外壁の状態を見てベストなタイミングを見極めることです。

信頼できる業者に定期的にチェックしてもらうようにしましょう。

費用が安くなる時期はある?

閑散期、特に冬は前述した通り、費用が安くなることがあります。

各社独自のキャンペーンを開催していることもあるので、ホームページなどで確認するとよいでしょう。

なお、マスカットホームでも逐次キャンペーンを行っています。
お知らせ・キャンペーン」に掲載しておりますので、大阪府箕面市豊中市にお住いの方はぜひご活用ください。

最適な時期に行うためにどれくらい前に相談するべき?

外壁塗装は、ご相談から着工まで1ヶ月ほどあれば十分なため、そこまで期間が必要ありません。

なので、外壁の状態を判断して、10年経ったときや少しでも気になったら相談するとよいでしょう。
ただし、人気の業者は人気のシーズンだと早く埋まってしまうこともあるので、そのような場合は早めに相談することをオススメします。

まとめ

この記事では、外壁塗装の最適な時期について詳しく解説してきました。

いつ外壁塗装を行うか最優先で考えるべきは、お宅の外壁の状態がどうなっているか?です。
劣化状態によって最適な時期は変わります。

季節ごとにメリットやデメリットはありますが、まずはお宅の外壁の状態をチェックすることが最優先です。
素人目にも劣化状態がわかる場合もありますが(参考:外壁塗装の劣化原因)、基本的にはプロの目でチェックしてもらうことをオススメします。

マスカットホームでも、ご相談や見積もり・調査は無料で承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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