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外壁塗装で200万円は高い?適正かどうかの見分け方を徹底解説

外壁塗装で200万円
  • 外壁塗装で200万円を超える見積もりが来たけど、妥当なんだろうか?
  • しっかり適正価格で外壁塗装をお願いしたいな。

外壁塗装の費用はさまざまな要因で変わってくるため、中には200万円を超えるケースがあります。
しかし、中には必ずしも妥当な金額でないケースもあるので注意が必要です。
※基本的な外壁塗装の費用相場については、以下の記事にて解説しています。

そこで、この記事では外壁塗装で200万円を超えるのが妥当なのか否かについて解説していきます。
最初に結論として、以下のようなケースでは、外壁塗装で200万円を超えることがあります。

  • 劣化状況が深刻なケース
  • 高価な特殊塗料を使用するケース
  • 屋根塗装も外壁塗装も一緒に行うケース
  • そもそも家が大きいケース

悪徳業者に騙されないためにも、この記事で解説する内容を理解しておくことは非常に重要です。
外壁塗装専門業者のマスカットホームがわかりやすく説明していくので、失敗せず外壁塗装をしてもらいたい方は是非参考にしてみてください。

外壁塗装で200万円を超えても妥当なケースは?

200万円を超えて妥当なケース

外壁塗装は、100~200万円の間で行われるのが基本ですが、中には200万円を超えるケースもあります。
それが妥当な場合もあれば、妥当ではない場合もあり、どのようなケースが妥当なのか把握しておくことは重要です。

具体的に、どのようなケースが妥当なのか4つのパターンを見ていきましょう。

劣化状況が深刻なケース

まず、劣化状況が深刻なケースが考えられます。

その中でも、外壁の劣化がひどい場合の処置の方法として、大きく分けて2パターンあります。
ひとつは下処理を念入りにするケース、もうひとつは外壁を張り替えるケースです。

それぞれの詳細は以下の通りです。

下処理を念入りにする

劣化がひどい場合の対処法として、下処理を念入りに行うケースがあります。

この場合、通常よりも費用は上がるものの、200万円を超えることはそうそうありません。
(外壁面積が通常よりも大きい場合を除く)

理由として、200万円を超える程の劣化をしている場合は、外壁の張り替えを検討する必要があるためです。

外壁の張り替え

築年数が30年を超えたり、劣化状況が深刻(雨漏りや内部の腐食)な場合は、外壁の張り替えを検討する必要があります。

その場合は、一般的な平米数の住宅でも200万円を超える費用がかかることがあります。

高価な特殊塗料を使用するケース

外壁塗装で使用する塗料にはさまざまな種類があり、中には高額なものがあります。
例を挙げると、以下のようなものです。

高額な塗料の例
  • フッ素塗料
  • 無機塗料
  • 塗装の上から光触媒を吹き付ける場合 等

高額な塗料を使用する=200万円超えと言うわけではありません。
ですが、家の平米数が大きい場合と重なると、200万円を超えることもあります。

屋根塗装も外壁塗装と一緒に行うケース

外壁塗装と一緒に屋根塗装を行うと、もちろん費用が高くなります。

ただし、こちらに関しても、屋根塗装を一緒に行うと必ずしも200万円を超えるわけではありません。

外壁塗装の費用は、

  • 劣化状況
  • お住まいの平米数
  • 塗料の金額

とさまざまな要因があります。

そのため、それらの要因が重なった場合は200万円を超えることもあります。

マスカットホームでも、外壁と屋根塗装を一緒に行った場合でも200万円を超えずに対応した事例は多いです。
以下の外壁塗装の費用相場の記事にて、事例としても載せていますので、合わせて参考にしてみてください。

そもそも家が大きいケース

最後に、そもそも家が大きい場合も、費用が200万円を超える要因となります。
お住まいの大きさは、外壁塗装の単価を決める大きな要因となるためです。

なお、大きいかどうかの基準は以下の通りです。

  • 一般的な家:65平米(外壁150-180平米)
  • 大きい家:120平米以上(外壁250平米以上)

家が大きいと、使用する塗料量も増え、工期も長くなり、人件費も高くなります。

その結果、200万円以上の費用がかかってしまうこともあるのです。

外壁塗装で200万円以上の見積もりが来た時の対処法

200万円以上の見積もりが来た時の対処法

それでは、実際に外壁塗装の見積もりをお願いした際に、200万円以上で提示された場合どうすればよいでしょうか?
見積もりが来た時の対処法として、3つの方法を紹介します。

費用の内訳をしっかり確認する

まず、費用の内訳をしっかり確認することが大事です。

200万円以上の見積もり自体がおかしいと言うわけではありません。
しかし、費用の内訳は確認することをオススメします。

業者によっては「一式」のような書き方の会社もあり、最悪の場合は3度塗りされないといったケースもあります。
そのため、費用の詳細が書かれていると、信頼度が増すわけです。

また、見積もりを取る前に必ずインターネットで相場を確認するのがオススメです。
逆に安い場合には理由がありますし、ハウスメーカーは相場より高い傾向にあります。

同様に、自社施工ではない会社も中間マージンが発生するため、高い傾向にあります。

相見積もりを取って費用の妥当性を確認する

次に、相見積もりを取って費用の妥当性を確認することも大事です。
見積もりの際は、相場より高い費用で発注してしまうリスクを回避する意味でも2〜3社から見積もりを取ることをオススメします。

仮に、200万円以上の見積もりでも、複数社が同じような金額であれば妥当である可能性が高いでしょう。

複数社のうち1社だけが200万円を超えている場合は、その理由を確認することをオススメします。

ほかの塗料での施工ができないか、塗料の妥当性を確認する

最後に、費用が高いと感じた場合は、他の塗料で施工できないかを確認することも有効です。

塗料にはグレードによって耐久年数が異なります。
そのため、仮にあと5年しか住まない家に、耐久年数15年の塗料を塗るメリットは薄いと考えられます。

家の状態・予算・今後の予定に応じて、ベストな塗料を選ぶことが重要です。

外壁塗装の高額請求をされた時に悪徳業者が確認するポイント

上記で紹介した3点に加え、悪徳業者ではないか確認するポイントも存在します。
具体的に5つのポイントがあるので、一つひとつ見ていきましょう。

契約を急かさないか

まず、契約を急かす業者には注意が必要です。

契約を急かすのは、お客様に検討・相見積もり・調べものをする猶予を与えない手法です。
もちろん、業者側からすると契約が早いに越したことはありません。

理由にもよりますが、近隣との同時着工や足場の移動などが理由であればまだよいです。

しかし、

  • 「相見積もりされるのを避けたい」
  • 「自社の口コミを見られたくない」

といった理由の場合は注意が必要です。

見積内容に不明瞭な点はないか

見積もりに詳細が書かれていない会社は注意が必要です。

業者によっては「一式」のような書き方の会社もあります。
最悪の場合、3度塗りされないといったケースもあるのです。

マスカットホームの見積もりでは、

  • 塗り回数
  • 塗料

など、全ての項目を記すようにしています。

他社を悪く言う

こちらは塗装業界に限らず言える話です。
基本的には他社を悪く言う業者や営業には注意した方がよいです。

やはり、ありもしない悪口や信憑性のない悪口で他社を落とす営業手法はモラルに反しています。
また、そのような会社は施工や作業にもそのような点が垣間見える可能性があります。

口コミを確認する

塗装業者の品質を確認する上で、口コミを確認することは有効な方法です。

ただし、注意すべき点があります。
それは、たとえ手抜き工事でも愛想がよければ口コミがよい会社もあることです。

なので、上記でも触れた通り、口コミを見る際は低評価の内容も合わせて見ることをオススメします。

マスカットホームの口コミを確認する

知識がない

最後に、外壁塗装についてどの程度知識があるかを確認することも大事です。

具体的には、以下のように確認するとよいでしょう。

  • 壁に対して適している塗料を聞く(その返答が具体的かどうか)
  • 材料が悪いところも正直に言ってくれるかどうか
  • 返答が適当か、誠実さがあるかどうか

知識が薄い会社は悪質業者の可能性があるため、基本的に避けた方がよいでしょう。

定期的に必要な外壁塗装の費用をなるべく抑えるポイント

最後に、外壁塗装の費用をなるべく抑えるポイントについても見ていきましょう。
具体的に3つのポイントで紹介していきます。

信頼できる業者に依頼する

まず信頼できる塗装業者に依頼することが大事です。
信頼できる塗装業者を選ぶには、以下のようなポイントがあります。

  • 2~3社相見積もりを取って比較する
  • ホームページなどで豊富な事例・口コミが公開されている
  • 見積金額が相場に合っており、明瞭会計である
  • 会社に理念がある
  • 家族や知人が実際に依頼したことがあり、満足だった

より詳細な内容については、以下の記事でも解説しているので、気になる方は参考にしてみてください。

信頼できる業者に依頼することで、適正価格で塗装を行ってもらえ、定期的に外壁の状態をチェックしてもらえる場合もあります。

10~15年周期でしっかりメンテナンスをする

次に、正しい周期で塗り替えを行うことも重要です。

前述した通り、劣化が深刻になると、下処理の工数が増加したり、最悪の場合は張り替えの必要が出てくるケースがあります。
基本的には10〜15年周期で塗装業者に相談することをオススメします。

また、現地調査無料の業者もあるので、10年経っていない場合でも、気になることがあれば相談するとよいでしょう。

相見積もりを取る

最後に、基本的に相見積もりは必須で取るべきです。

以下のような理由により、2〜3社から見積もりを取ることをオススメします。

  • いろいろな施工方法があることが知れ、視野が広がる
  • 相場感を知れる
  • 粗悪業者を見極められる

ただし、よほど信頼がある会社であればその限りではありません(親族やご近所が依頼した会社など)。

まとめ

この記事では、外壁塗装で200万円を超えるのが妥当か否かについて見てきました。

総じて、この記事で重要なポイントをまとめると以下の通りです。

  • 200万円を超える外壁塗装の見積もりを提示された場合、その見積もりが妥当なのか詳細を確認することが大事
  • 2~3社に相見積もりを取って、見積もり金額の妥当性を確認する必要がある
  • 悪徳業者をしっかり見極め、信頼できる業者に依頼すること
  • 外壁塗装の費用が高いと感じた場合、安くできる要素がないか確認するとよい

失敗せず外壁塗装をしてもらうためには、この記事で解説した内容が非常に重要です。
是非この記事を参考に外壁塗装をしてもらい、安心して暮らせる家づくりをしていきましょう。

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